【経済産業大臣への意見への取り組み】
センサ―検出範囲の確保
①センサー検出範囲の測定方法・検査治具を定め確保されていることを確認・報告
ナブコグループでは ”JIS A1551 自動ドア開閉装置の試験方法”に基づくナブコ自動ドア保全点検要領書に従いセンサー検出範囲を測定・記録し、お客様にご報告しています。
②センサー検出範囲の推奨値を確保できない場合にセンサー交換を促す
ナブコグループでは経年劣化などで調整しても必要なセンサー検出範囲が確保できない場合にはセンサーの交換を推奨しています。「自動ドアによる事故を防ぐために~建物所有者、管理者が知っておくポイント〜」もご参照ください」
出典:消費者庁ウェブサイト
③建物環境でセンサー検出範囲の推奨値が確保できない場合の表示
ナブコグループでは、建物の環境などでセンサー検出範囲が確保できない場合には全国自動ドア協会作成の「JADA注意喚起表示ラベル」貼り付けを推奨しています。
保全点検及び情報共有
①保全点検
ナブコグループでは、自動ドアを安全に、そしていつまでも快適にご使用いただくために、定期点検の実施を含めた保守契約をお勧めしています。
尚、保全点検記録は適切に保管し、建物所有者又は建物管理者が替わった場合は、新しい当該建物所有者又は建物管理者に引き継ぎをお願いします。
②技術情報の共有
ナブコグループで実施している保全点検の内容を掲載しています。
③子どもの手の引き込まれ事故の防止
ナブコグループでは、「JIS A 4722 歩行者用自動ドアセットー安全性」に対応した安全対策をホームページおよび「安全ガイドブック」にてご紹介しています。
通行者への通知
ナブコグループでは、自動ドアを安全にご使用いただくための啓発資料をご紹介しています。
出典:消費者庁ウェブサイト
子どもに向けた自動ドアの安全啓発活動を実施しています。
JIS A4722の改正
センサー検出範囲の検査方法、および子供の指の引き込まれに対する安全対策についての改正検討が促され、2022年9月の改正に反映されました。
ナブコグループではJIS A 4722 : 2022の改正事項に対応しています。
①”JIS A1551 自動ドア開閉装置の試験方法”に基づくナブコ自動ドア保全点検要領書に従いセンサー検出範囲を測定・記録し、お客様にご報告しています。
②子どもの指の引き込まれに対する保護対策として、手指用緩衝材付ロスカドアを発売しました。
建物設計段階の安全対策
①通行者の動線に配慮したセンサー検出範囲の設計段階からの検討
ナブコグループでは建築設計に関わるお客様に対して設計時にご配慮していただきたい内容をご紹介しています。
②タッチ併用センサーの標準装備
ナブコグループではタッチ併用センサーを標準装備として設置をお勧めしています。
③操作者目線を考慮した集合玄関機の操作盤の配置、戸袋部への侵入防止対策
『(3)集合玄関機の設置を計画する場合には、子どもの手の引き込まれによる事故を防止するため、ドア監視の観点から共用玄関の操作者目線を考慮した操作盤の配置や戸袋部進入の防止対策などを検討すること』
とされています。
各現場に応じた対応策を提案させていただきますのでNABCO正規販社会社にお問い合わせください。
④視認性等に配慮したドアデザインの検討
ナブコグループでは、自動ドアの視認性向上の対策例をご紹介しています。
安全性を高める自動ドアの開発
①視認性を向上するためのドアデザイン
ナブコグループでは、自動ドアの視認性向上の対策例をご紹介しています。
②集合玄関機設置の場合の安全対策
各現場に応じた対応策を提案させていただきますのでNABCO正規販社会社にお問い合わせください。
【国土交通大臣への意見への取り組み】
『(1)通行者の動線を考慮して、センサー検出範囲の確保、斜め進入の防止、戸袋部への進入防止等について、建物設計段階から検討すること。
(2)タッチスイッチについては、併用センサーが装備されたものを採用すること。
(3)集合玄関機の設置を計画する場合には、子どもの手の引き込まれによる事故を防止するため、ドア監視の観点から共用玄関の操作者目線を考慮した操作盤の配置や戸袋部進入の防止対策などを検討すること。
(4)ガラス・サッシ業者を含め、自動ドアの視認性等を配慮したドアデザインの採用を検討すること 』
とされています。
建築設計に関わるお客様に対して安全対策をご提案しておりますので、詳細はNABCO正規販売会社にお問い合わせください。