2018年9月25日
本日、キッズデザイン協議会主催の「第12回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省・内閣府・消費者庁)において、全受賞作品252点の中から上位賞が発表されました。ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:寺本克弘)は、自動ドア事業における製品『NATRUS(ナトラス)』で、「奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞」を受賞しました。
【受賞内容】
◇受賞部門:子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
◇受賞タイトル:奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞
◇受賞商品:自動ドア製品『NATRUS(ナトラス)』
【受賞理由】
自動ドアでの衝突、挟まり事故等を防ぐため、2017年3月にJIS A 4722が制定された。
本作品はこれに対応し、さらに機器の故障により安全機能が十分に発揮されない場合を想定して、
ドアの開閉ごとに自動で安全テストを行い、異常が検知されると、その箇所に応じて適切な作動が
なされるという高いメンテナンス性を持つ。
大手メーカーのスタンダードモデルで実現された社会的効果は大きい。
当社は、今回の受賞を通じて、自動ドア周辺における安全性への配慮の重要性、ならびにナブテスコ商品の安全な
機能・性能のより一層の認知拡大を目指すとともに、すべての人にやさしい自動ドア(だれでもドア)の実現を
目指してまいります。
【受賞商品の概要】
当社の自動ドアブランド「ナブコ」の製品『NATRUS(ナトラス)』は、子どもから高齢者まで、
より安全で快適に自動ドアを通行いただけるように以下の点を配慮いたしました。
また、2017年3月に制定されたJIS規格JIS A 4722(歩行者用自動ドアセット_安全性)に対応しております。
1.NABCOネットシステムによる機器間の相互監視
リアルタイムでの相互監視機能により、自動ドア自身で常に異常がないか監視します。
そのため、トラブルが発生してもすぐに発見し、安全な作動で事故を防ぎます。
2.1開閉ごとの『安全』テスト
ドア作動前にセンサーの安全機能が正常に働いているかをドア装置自身で毎回テストします。
ドアが開閉するたびに安全点検をするので、いつでも安心してご利用いただけます。
3.センサーエリアの高密度化
センサーの検知スポットを高密度化することで、事故の原因となるドア近辺での検知をより確実にし、
ドアとの衝突を防止します。
子どもでも複数のスポットで検知できるようになり、安全性がさらに向上しました。
◇NATRUSの詳細のご紹介はこちら: NATRUS紹介ページ
◇販売価格:オープン価格(当社の正規販売代理店へお問い合わせ下さい)
※NABCOネットワークはこちら: NABCOネットワーク
〈キッズデザイン賞とは〉
「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」
という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に
発信していくことを目的に創設されました。子どもようにデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに
開発されたものでも子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。