2013年9月19日
『多機能トイレ用自動ドアシステム』― 「第7回キッズデザイン賞」を受賞 ―
ナブテスコ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：小谷 和朗）の自動ドア事業における製品『多機能トイレ用自動ドアシステム』が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「2013年 第7回キッズデザイン賞（子どもたちを産み育てやすいデザイン 地域・社会部門）」を受賞いたしましたのでお知らせします。
尚、今回の受賞は、一昨年の「フラットロスカドア」、昨年の「インテリジェントecoドアシステム」による受賞に引き続き、3年連続での受賞となります。
バリアフリー化を背景に近年増加している多機能トイレは、車椅子を利用される方だけでなく、子ども連れの方も利用する機会が増え、自動ドアにも子どもからお年寄りの方まで、だれもが使いやすいことが求められています。
当社の『多機能トイレ用自動ドアシステム』は、ユニバーサルデザインを取り入れた、多機能トイレの出入り口に適した自動ドアシステムです。 ボタンを点灯させ、次に押すボタンを案内する操作アシスト機能と音声による案内を併せることで、従来の多機能トイレ用自動ドアでは成し得なかった「分かりやすさ」、「使いやすさ」にこだわった自動ドアシステムを実現しました。
キッズデザイン賞では特に、「視認性、操作性が高く」、子どもの力でも押しやすく、「ベビーカーを押しながら荷物を持っているシーンでも非常に操作しやすい」自動ドアシステムとして、子ども連れの多い施設や空間でのニーズを高く評価され、今回の受賞に至りました。
当社は、今回の受賞を契機に、さらにこれらの優れたデザインの特長をアピールすることを通じて、『多機能トイレ自動ドア用自動ドアシステム』の拡販に努めてまいります。
製品の概要は以下のとおりです。
[製品の概要]
製品名称：
多機能トイレ用自動ドアシステム（Automatic door systems for Multipurpose toilet）
製品構成：
ナブコ NET-DS型自動ドア，HDC型制御器
HDS-4i 押しボタンスイッチ，VP-N10 音声ガイド
製品概要：
多機能トイレ用自動ドアシステム。
使いやすさを追求し、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた商品です。押しボタンスイッチを中心にシステムを構成。
「使う人を選ばず」、「だれもが」容易に自動ドアを使用し、気軽に多機能トイレを利用することができることに配慮しています。
分かりにくいという声に応えるため、ボタンを点灯させ、次に押すボタンを案内する操作アシスト機能を装備。音声による案内と併せることでより分かりやすい操作を実現。万が一の衝突を考慮した速度制御や長時間の使用をお知らせするなど安全、安心を提供する自動ドアです。
特長：
１．体力的にハンディキャップがある方でもわずかな操作力で確実にボタン操作が行なえるように配慮しました。
２．操作力の加減をしやすいように、ボタンが利いた時に操作音を発声します。
３．操作案内として点字、英文、立体絵文字を併記し「分かりやすさ」を追求しました。
４．突起物を隠蔽し、普段の操作に不要な情報は与えないように配慮しました。
５．押しボタンが点灯することにより、次の操作をアシストし、「使いやすいさ」を実現しました。
６．万が一の衝突を考慮した速度制御や長時間使用をお知らせすることも可能です。
製品発売日：
発売中
販売価格：
オープンプライス（当社の正規販売代理店へお問い合わせ下さい）
キッズデザイン賞審査委員による評価コメント：
視認性、操作性の高い多機能トイレ用ドアシステムで、子どもの目線、力での押しやすさにも対応している。ベビーカーを押しながら荷物を持っている際などにも非常に操作しやすく、子ども連れの多い施設、空間などでのニーズも高そうだ。
※キッズデザイン賞とは（キッズデザイン協議会ホームページより引用）
次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、デザインのチカラを役立てようとする考え方のもと、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」の3つの理念の実現し、普及するための顕彰制度で、社会的、文化的な見地から公正な評価を与え、子ども環境の高度化を図ることを目的としています。
