自動ドアは、常に新しい快適空間を創造し続ける都市や建物におけるエントランスなどの開口空間に、ストレスのない快適な移動環境を実現します。
エコとバリアフリー
自動ドアは、扉の開けっ放しを防ぐことによる省エネ効果や、手動の開閉動作を不要とするバリアフリーを実現し、使用者・通行者の快適性を高めます。
自動ドアの種類
引き戸
慣れ親しんだスライド式自動ドア。
二重引き戸
通常の引き戸よりも約1.3倍広い開口を実現。
回転ドア
建物内部と外部を常に遮断しながら通行できるので、外部からの風の侵入を防ぎ、室内の温度変化を最小限に保ちます。
そのほかの種類
- ワイドオープンドア:引き戸自動ドアが通常の2倍に全面開放
- 円形戸:自動引き戸の優れた特性を持ちながら曲面構成の美しいデザインを実現
自動ドアの仕組み
自動ドアは、センサーが通行者をキャッチすると、制御装置へ信号を送り、その信号を受けてモータ·減速機がベルト、プーリを動かし、ドアが開きます。センサーが通行者をキャッチしなくなると、あらかじめ設定されたタイマーが切れてから、ドアは閉まり始めます。
導入のメリット
日本の自動ドアは、建築用として1950年代後半から広 く普及しました。現在、日本国内では200万台以上の自動ドアが稼働していると推定されています。自動ドアは、利用者の利便性を高めるためだけではなく、最近では環境保持や省エネ、セキュリティ、衛生管理 など、多くの付加機能を備えるようになり、用途が拡大しています。