共通の安全対策

案内表示および警告表示

対策手法

戸の形状・ガラス

戸の形状

戸の形状
  • ドアや枠に鋭利な端部がない形状とする。
  • ドアとFIX(袖壁)の向かい合う面に格子やたて桟などの突起がない形状とする。

ガラス

ガラス

フロートガラスの場合

ガラス

強化ガラスの場合

  • 割れたとき鋭利な破片となるガラスの使用はできません ※安全ガラスを推奨
  • ガラス戸の場合は、明瞭に認識できるようにマーキング
  • 強化ガラス

    強化ガラス

  • 合わせガラス

    合わせガラス

対策手法

自動ドア装置・センサー

JIS A 4722 対応商品の使用

JIS A 4722 に準拠した駆動装置
全ての機器間の配線をコネクター接続

全ての機器間の配線をコネクター接続

JIS A 4722 に準拠した駆動装置のハード・ソフトウェア設計

  • 電気安全は JIS C 9335-1 に準拠
  • EMCは JIS C 61000-6-2 に準拠
  • 制御システム安全関連部は JIS B 9705-1 のパフォーマンスレベル“c”に準拠
対策手法

案内および警告表示

警告表示

JIS A 4722 : 2017|5.6.2.2より

開作動中の、戸と固定されたサイドスクリーンとの間の危険箇所における、指のせん断及び引込みの危険源に対して、接触を禁止する表示を危険箇所の近傍に、次のとおりに行わなければなりません。

  • 図12の図記号を用いる
  • 表示の背景色は白系統色とする。
  • 危険箇所において、少なくとも一つの表示の高さは、床面から750mm以上1,750mm以下とする。
図12 接触禁止の図記号JIS S 0101 : 6.1.2(接触禁止)より
図12 接触禁止の図記号

案内表示

JIS A 4722 : 2017|5.6.2.3より

自動マークはナブテスコ(株)の登録商標です。

引き戸セットには,次の表示を見やすい箇所に行わなければならない。

  • 自動ドアセットであることの表示
  • 開く方向を示す表示
  • 主閉エッジと対向閉エッジとの間の危険領域への駆込みを回避するための表示
  • 主閉エッジと対向閉エッジとの間の危険領域での立止まりを回避するための表示
対策手法

保全点検/記録

保全点検

JIS A 4722:2017|7.2より
保全点検

日常的な点検・清掃に加え、製造業者の保全要領書に規定する周期で、専門業者による定期的な点検・保全を実施し、安全性を維持することが求められます。
専門業者による保全および点検を行わなければならない。

  • 製造業者の保全要領書で規定する指示事項
  • 自動ドアセットの適切な作動
  • 起動装置の適切な作動
  • 危険領域の回避および危険領域の保護のための適切な方策

保全および点検の結果は、保全点検記録に記載しなければならない。

製造業者の規定する保全および点検周期
メーカー ナブテスコ株式会社
商品名 NATRUS Vシリーズ 自動ドア開閉装置
時期 保全・点検の周期

6ヶ月毎(年2回)~3ヶ月毎(年4回)

※設置環境または使用状況による

最長保全・点検周期 12ヶ月毎(年1回)
作業者 ナブコ自動ドア販売店の自動ドア施工技能士が自ら作業を行うか、又はその施工技能士に指導を受けた必要な技術力を有する者が作業する。

JIS A 4722 対応・おすすめ商品

安全性を追求した未来標準の自動ドア

  • JIS A 4722 対応
  • KIDS DESIGN AWARD 2018
POINT1

安全性の向上

各機器の状態を常時監視

医療機器や自動車等に使用される情報が確実に伝わる信頼性の高いネットワーク技術である「CAN」を採用。
各機器同士がリアルタイムで相互監視しているため、すぐに異常を発見。
安全な作動で事故を防ぎます。

CAN通信を使用したNABCOネットシステム

CAN通信を使用したNABCOネットシステム

1開閉ごとに「安全テスト」を実施

1開閉ごとに「安全テスト」を実施

ドア作動前にセンサーの安全機能が正常に働いているかをドア装置自身で毎回テストします。ドアが開閉する度に安全点検をするので、いつでも安心してご利用いただけます。

フェールセーフ機能で事故を防止

フェールセーフ機能で事故を防止

自動ドア自身で故障した機器・内容を判別し、最適な安全作動を行います。

POINT2

ロングライフ設計~長くご使用いただくために~

戸車の改良

長くご使用いただくためのロングライフ設計

高い耐久性と静音性で評価をいただいている樹脂焼付を施したアルミ合金戸車を採用。

耐脱輪性能アップ

耐脱輪性能アップ

戸車・レール形状の改良により耐脱輪性能を向上させ、人や物が自動ドアへ衝突した際の安全性にも配慮しています。

POINT3

低ランニングコスト

年2回点検による維持コストの削減

年2回点検による維持コストの削減

通常、年4~6回点検の保守契約をNATRUS専用保守プランにすることで消耗品を含んで年2回に削減することが可能です。
NATRUSなら管理品質を落とさずに維持コストの削減が可能です。

ニーズに合わせて選べる2つの保守契約プラン

NATRUSスタンダード
NATRUSプレミアム

安全性を追求した未来標準の自動ドア

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JIS A 4722に関するご質問ご相談または対応商品ご検討の方は、最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。

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